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浜松のコンサル会社がTikTok支援サービス開始 現役高校生がZ 世代ターゲットに企画

「地元の活性化を目標に運用していきたい」と話す運営・マーケティング担当者の藪さん

「地元の活性化を目標に運用していきたい」と話す運営・マーケティング担当者の藪さん

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 週休3日制の導入支援などを手がけるコンサルティング会社「週休3日」(浜松市中区砂山町、TEL 053-455-3778)が現在、法人向けのTikTok運営支援サービスを展開している。

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 「TikTok」は、短い動画を投稿・閲覧できるSNSで、「Z世代」と呼ばれる25歳以下の世代を中心に世界中で利用されている。同サービスは昨年12月から販売を始め、今年1月に地元アプリケーション開発会社から初となる依頼を受けた。同サービスでは、動画の企画から、撮影と編集、投稿後の分析リポートまでを行う。

 運営・マーケティングを担当する藪美有さんは、通信制高校に通いながら正社員として働く現役高校生。自身のTikTokフォロワー数は5万人を誇り、培ったノウハウや経験を生かして地域貢献したいと、昨年11月に同社へ入社した。

 同社によると、近年は若者のテレビ離れが進み、企業による商品やサービスなどの広告が難しくなっているという。藪さんは「地元の企業と若者をつなげるため、TikTokを使って情報発信するのが自分の役割。自分もZ世代だからこそ、ターゲットに合わせた感性で運用できる」と話す。

 「企業が求める方向性と若者の価値観とのすり合わせが大変。エンターテインメントとして楽しめる投稿をしないと視聴数が伸びないので、工夫して動画を作っている」と藪さん。「TikTokを使ったマーケティングを通して、若い世代にもっと浜松の魅力を知ってもらいたい。地元の活性化を目標に、自分なりの働き方で今後も頑張りたい」とも。

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