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浜松・鴨江に焼きたて団子専門店 常時100種類用意、地域の憩いの場目指す

「だんご屋」マネジャーの太田温子さん(右)とスタッフ

「だんご屋」マネジャーの太田温子さん(右)とスタッフ

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 団子専門店「だんご屋」が(浜松市中区鴨江、TEL 053-488-8888)が2月10日、リニューアルオープンした。

定番メニューの団子「みたらし」(左)と「あんこ」(右)

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 同店は、県西部を中心に6店舗を構え、和雑貨や工芸品を販売する「四季彩堂」が運営する。2019年7月に四季彩堂根上り松店の横にトレーラーハウスのカフェとしてオープンし、かき氷をメインとした甘味を販売してきた。かき氷は季節により客足の変動が大きいため、地域の人が1年中楽しめる店にしたいと、コンセプトの変更を決めた。メニューの中でもスタッフから人気があった「団子」に注目し、焼きたてのおいしさを多くの人に伝えたいと、リニューアルオープンに踏み切った。

 店舗面積は約10坪。席数はテーブル席のみ18席。店内は、入店しやすく、くつろげる場所にしたいと、落ち着いた雰囲気の和風デザインに仕上げた。団子メニューの木札や、遠州綿紬(つむぎ)の生地を使ったカーテンはスタッフが手がけ、アットホームな空間を目指した。

 常時約100種類の団子や五平餅を用意。全て注文を受けてから焼き始めるので、モチモチとした食感を楽しめるという。同店マネジャーの太田温子さんは「スタッフでアイデアを出し合い、メニュー数が増えていった。たくさんの中から選ぶ楽しさと、味や見た目も喜んでもらえたら」と話す。

 年齢、性別問わず人気という団子「みたらし」(120円)は、たれの甘さとしょっぱさのバランスが良く、飽きのこない味に仕上げた。とろみと甘みがある島根県産の「甘露醤油(かんろしょうゆ)」を使った「醤油焼き」(120円)は、二度焼きで付けた焦げ目の香ばしさを楽しめるという。このほか、「内藤製餡(せいあん)」(中区)から仕入れたあんこを使った「あんこ」(160円)などをそろえる。米のツブツブ食感を楽しめる五平餅「八丁みそ」(350円)も用意する。

 太田さんは「一人でも、家族とでも、気軽に来店してほしい。おいしくて見た目も楽しい団子で団らんしてもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~17時30分。水曜定休。

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