ラーメン店「中華そば あずさ 浜北店」(浜松市浜北区本沢合、TEL 053-831-3343)が3月13日、オープンした。
ラーメン店の料理人として20年以上の経験を持つ店主の佐々木直樹さんは、昨年4月、周智郡森町に本店をオープン。地域に愛される店を目指し経営を続ける一方で、浜松への出店にも挑戦したい気持ちが高まったという。条件の良いテナントと出合ったのをきっかけに、2号店のオープンを決めた。
店舗面積は約13坪。対面する来店客とのコミュニケーションを大切にしたいと、カウンター席のみ7席を用意。店内は、イメージカラーの紺色を基調に、落ち着いた雰囲気でシンプルなデザインに仕上げた。
昔ながらの中華そばをコンセプトに、「いつ食べても安心できるラーメン」を用意する。ストレート細麺を使った「鶏出汁(だし)しょうゆラーメン」は、鶏を6時間以上煮込んだスープにしょうゆを加え、コク深いうまみを楽しめる。鶏だしに塩だれとユズの皮をアクセントに加えた「鶏出汁(だし)塩ラーメン」(以上820円)は、くどさがなくあっさりとした味に仕上げた。鶏だしと豚骨スープに辛みそを合わせた「担々麺」(880円)は、練りゴマと自家製ラー油の濃厚な風味を味わえる。
このほか、青森県産ニンニクに和牛の脂を加えてジューシーに焼き上げた「ギョーザ」(6個入り=400円)や、森町の養鶏家と農家から仕入れた名古屋コーチンとコシヒカリを使った「卵かけごはん」(330円)などをそろえる。
「浜北店でも地域に親しまれるラーメン店を目指している。1人でも気軽に足を運んでほしい」と佐々木さん。「ラーメンはもちろん、森町の食材のおいしさも伝えたい」とも。
営業時間は、11時~14時30分、17時~22時。火曜定休。