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浜松・入野町にラーメン店 「銀しゃりご飯片手に中華そば」コンセプトに

国産鶏のコク深いだしが楽しめる「熟成醤油の淡麗中華そば」

国産鶏のコク深いだしが楽しめる「熟成醤油の淡麗中華そば」

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 ラーメン店「おダシと銀しゃり 中華そば雲雀(ひばり)」(浜松市西区入野町、TEL 053-488-9393)が3月29日、オープンした。

つるつるとした食感の中細麺を使う「鰹昆布水の醤油つけそば」

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 同店は、コンサルティング会社「Next Life Design Office(ネクストライフデザインオフィス)」(中区)が運営する。同社は居酒屋を3店舗経営していたが、コロナ禍で今まで通りの運営が難しく、ランチタイムはラーメン店として営業していたという。「街中の店舗で昼のラーメンが好評だったため、郊外でも挑戦したいという思いを強くした」と社長の金原道生さん。条件の良い物件に出合ったのをきっかけに、同店のオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約25坪。席数は、テーブル=14席、カウンター=13席。店内は、黒色を基調に、シンプルな和モダンデザインに仕上げた。「中華そば」のイメージから、昭和レトロな雰囲気の中で、落ち着いて食事ができるように目指したという。

 「銀しゃりご飯を片手に中華そばを楽しむ」をコンセプトに、だしと米にこだわったメニューを提供するという。中華そばは、国産鶏と野菜を使っただしに、香りが強い愛知県産小麦「あゆちのみのり」を使ったストレート麺を合わせる。甘みがある宮城県産米「つや姫」は、常時炊きたてを提供する。

 コク深いだしを味わえるという「熟成醤油(しょうゆ)の淡麗中華そば」(880円)は、3種のしょうゆをブレンド。昆布と宗田節のだしを使う「鰹(かつお)昆布水の醤油つけそば」(950円)は、中細麺のつるつるとした食感を楽しめるという。やわらかく仕上げたチャーシューを使った「あぶりレアチャーシュー丼」(450円)、自家製スープの茶漬け「チャーシューまぶし」(380円)、濃厚な黄身が特徴というブランド卵「満月たまご」をのせた卵かけご飯「究極のTKG」(300円)なども提供する。

 オープン後は連日行列ができ、順調な滑り出しという。「地域に根差した店を目指している。だしが効いたくどさがない味付けなので、幅広い年齢層の方に味わってもらいたい」と金原さん。「懐かしさと新しさを備えた『ネオ中華そば』を楽しんでほしい」とも。

 営業時間は、11時~15時、17時30分~22時。

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