音楽イベント「UNAFES(ウナフェス)2023」が4月29日・30日、雄踏グラウンド(浜松市西区雄踏町宇布見)で初開催される。
主催は地元有志団体で構成する実行委員会。実行委員長の渡辺隆広さんは浜松出身で、イベント制作を手がける「NATURAL RECORDS(ナチュラルレコード)」(中区)の社長を務める。地元浜松に恩返しできるようなイベントを行いたいと考え、同イベントの開催を決めた。県内ではあまり見ることができないアーティストなど約30組が出演。県外からの来場者に浜松の魅力を伝えられるように、地元物産展や企業ブースも設けた。
29日はさまざまなジャンルのアーティスト14組が出演する。30日は、「フロントアクト」として地元アーティスト「Jam9」「當間ローズ」などが出演する。「メインアクト」では、人気アーティスト「SKY-HI」「Da-iCE」「7ORDER」「C&K」に加え、「Repezen Foxx」「ばんばんざい」などインフルエンサーとしても活動するアーティストも出演する。渡辺さんは「一流アーティストとインフルエンサー、地元アーティストが同時に出演する、珍しいイベントを企画できた」と話す。
地域活性化をコンセプトにした「地元特産品出店ブース」では、キッチンカーや飲食店50店以上が並ぶ。「企業ブース」には、浜松出身の社長が手がけるヘッドフォンメーカー「スカルキャンディー」(東京)やCDショップ「イケヤ」(中区)などが出店。震災復興支援のNPO法人「ボンド&ジャスティス」(福島県)による災害対策の講演会も開催する。
渡辺さんは「来場した方が安全に楽しめるイベントを心がけている。コロナ禍がだいぶ落ち着いた状況で、老若男女が楽しめる企画を用意したので、楽しんでもらいたい」と話す。
チケットは、29日=3,000円。30日=2万円(SSブロック)、9,900円(A ブロック)、8,800円(B ブロック)、7,700円(Cブロック)。