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浜松城公園横に台湾スイーツ豆花専門店 長屋改装した「エモさ」感じる空間

「豆花を食べながらゆっくり過ごしてほしい」と話す「たけうち屋」スタッフの鈴木さん

「豆花を食べながらゆっくり過ごしてほしい」と話す「たけうち屋」スタッフの鈴木さん

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 豆花(トウファ)専門店「たけうち屋 浜松城店」が4月20日、浜松市中区松城町 にオープンした。

台湾の街並みをイメージしたデザインの店舗外観

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 店主の竹内昇二さんは、台湾旅行で台湾スイーツ「豆花」に出合ったのをきっかけに豆花専門店を開こうと2020年、中区八幡町に1号店をオープンした。今回、浜松城公園横の長屋に2号店をオープンした。

 店舗面積は約15坪。席数は、テーブル=5席、カウンター=3席。テイクアウト販売も行う。築約60年の長屋をスタッフと協力して改装し、懐かしい雰囲気「エモさ」を演出。外観や内装は赤色をアクセントに、台湾の街並みをイメージしたデザインに仕上げた。

 全てのメニューを手作りし、本場台湾の味を日本人の口にも合うように工夫する。豆乳を固め、ぷるぷるとした食感のスイーツ「豆花」は常時5種類用意。ライチやマンゴーなど季節ごとのメニューもそろえる。台湾でも人気という具材を入れた「3番豆花」(750円)は、小豆、緑豆、白キクラゲ、サツマイモで作った団子「芋圓(ユーウェン)」を入れ、満足感あるメニューに仕上げた。

 ランチは、豆花をセットにしたメニュー3種類を用意する。「シエントウジャン豆花ランチ」(1,000円)は、台湾では朝食として食べられている豆乳を使ったおぼろ豆腐に似た料理。パクチー、ネギなどをアクセントに、スライスした揚げパンと一緒に味わう。ショウガが効き体が温まるという「ワンタン台湾おにぎり豆花ランチ」は、もち米おにぎりの中に、揚げパン、ショウガ、高菜などを混ぜ込んで仕上げる。台湾の牛丼「牛肉飯豆花ランチ」(以上1,200円)は、スパイスでやわらかく煮込んだ牛肉ともち米を合わせる。

 オープン後はランチ目当ての来店客も多く、同店をきっかけに本店を訪ねる人も多いという。「豆花の魅力を広めたいとオープンした店なので、豆花を食べながらゆっくり過ごしてもらえたら。台湾人にも好評なメニューなので、本場の味を楽しんでほしい」とスタッフの鈴木千代子さん。「散歩の休憩として使ったり、テイクアウトして公園で食べたり、気軽に立ち寄ってもらいたい」とも。

 営業時間は、カフェ=11時~18時、ランチ=11時~14時30分。土曜・日曜・月曜・祝日のみ営業。

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