イベント「oneFRIT AID Market(ワンフリット エイド マーケット)」が7月23日、キャンプ施設「oneFRIT campfield(ワンフリット キャンプフィールド)」(浜松市西区舘山寺町)で開催される。
主催はマーケットの出店者4人で構成する実行委員会。6月に発生した台風2号の影響で倒壊してしまったフライドポテト専門店「oneFRIT」(同)を支援したいと、売り上げの一部を復興費に寄付するマーケットの開催を決めた。バターカレー専門店「PATICANA(パチカーナ)」として出店する実行委員会の那須田真吾さんは「自分の店も台風で中止になったイベントの影響で食材が大量に余った時、周りの人に助けてもらった。自分が受けた恩を次へつなげたいと当イベントを企画した」と話す。
当日は、浜名湖を望むロケーションのキャンプ場に飲食店、ハンドメード雑貨店、マッサージ店など浜松を中心に活動する約30店が出店。那須田さんによると、支援のために何かしたいと告知したところ、思いに賛同した人が自ら出店したいと集まってくれたという。
実行委員会を務める3店の出店者、ビーズ刺しゅうアクセサリー店「Halu(ハル)」、マクラメ編みで作った雑貨を販売する「jissa(ジッサ)」、スパイスや旬のフルーツを使ったドリンク店「koya(コヤ)」が出店するほか、今回が初めてのイベント出店となる柱サボテン専門店「棘棘(とげとげ)」などさまざまなジャンルの店が並ぶ。「oneFRIT」はテントスタイルでフライドポテトを販売する。
「当イベントを一緒に楽しんでもらうことが、oneFRITが再び立ち上がるための大きな力になる」と那須田さん。「子どもから大人まで楽しめるイベントなので、家族や友人と気軽に足を運んでもらえたら」とも。
開催時間は10時~15時。