浜松市各所で11月から、イルミネーションが点灯されている。

「なゆた・浜北」周辺のイルミネーション

　JR浜松駅前（中区）では今年初めて、プラタナス2本を1万8000球の電球で飾った。浜松ターミナル開発やビックカメラ、遠鉄百貨店が浜松駅前で営業する商業施設の開業・開店や、遠州鉄道の創立の節目に合わせた「周年特別企画」としてJR東海の協力を得て企画し、11月18日から始めた。来年2月14日まで毎日17～23時に点灯する。実行委員会事務局を務める遠鉄百貨店のマーケティング戦略課長・三宅隆史さんは「冬の夜の駅前や中心市街のにぎわいづくりになれば」と話す。

　遠州鉄道浜北駅前にある複合施設「なゆた・浜北」（浜北区）周辺では11月11日から約6万2000球のイルミネーション点灯を行う。ゾウやキリンなどの動物をかたどったヒマラヤスギをLED電球で飾るほか、施設の壁面には雪の結晶などのイルミネーションを飾る。実行委員会事務局で「なゆた浜北」施設管理部の石原春美さんは「新型コロナ禍が落ち着いてきたためか出かけてくれる人が増えてきた」と話す。来年2月14日までの期間中、17～22時に点灯する。

　「はままつフラワーパーク」（西区）は11月23日から来年1月7日までの期間中、100万球の電球で飾る「フラワー・イルミネーション」を行う。温室では高さ8メートルのモミの木を設置するほか、ホワイトガーデン近くの「虹の光のトンネル」でもイルミネーションを行う。噴水池では30分に1回、「光と水のショー」を行う。12月の土曜・日曜17時と18時からは30分間、クリスマスコンサートを開く。日によってクリスマスにちなんだジャズやクラシックなどを演奏する。広報担当者の村松祐子さんは「噴水ショーを見られる貴重な機会。足を運んでほしい」と呼びかける。

　「はままつフラワーパーク」の営業時間は、12月22日まで＝平日10時～20時（土曜・日曜は20時30分まで）、12月23日～28日＝10時～20時30分、来年1月1日～7日＝10時～20時。12月29日～31日＝休園。入園料は、大人（高校生以上）＝500円（200円分の買い物券付き）、中学生以下無料。