深夜はバー営業する串しゃぶ店「Anchors(アンカーズ)」(浜松市中区田町、TEL 053-525-8808)がオープンして1カ月がたった。
名古屋市や大阪市などで飲食店を経営してきた荒木寿徳さんがオーナーの同店。知人の紹介で浜松市を訪れるうちに地域性や人柄に魅力を感じ出店を決めた。これまでの経験を生かし軸足を浜松市に置きたいと、店名には船舶のいかりを意味する「アンカー」を入れオープンした。浜松では珍しい料理の提供を意識したという。
店舗の面積は約20坪。席数は、カウンター=7席、テーブル=12席。荒木さんと店長の古久根淳一朗さんがサーフィン好きであることから店内ではサーファーを捉えた映像を流す。23時まで限定で、だしにくぐらせて食べる串しゃぶコース(6,050円)を提供する。コースにはエビのしそ巻きやベーコントマト、シイタケなど8本のほか、沖縄・石垣島産「アグー豚」の肉のしゃぶしゃぶもセットする。コースとは別に注文できる一品料理も用意する。アグー豚のしゃぶしゃぶと雑炊のセット(2,750円)は23時以降も提供する。
「サーフィン談議で盛り上がることもある。楽しく過ごしてもらえる店にしたい」と古久根さん。荒木さんは「気軽に立ち寄って食べてもらえるアットホームな店づくりを目指したい」と話す。
営業時間は18時30分~翌4時。日曜定休。