パンダのキャラクターを生かした手作りパン店「PANだぱん」(浜松市中央区田町、TEL 053-401-4330)が1月19日、オープンした。
美容室や保育園経営などを手がける「LIO」(中央区幸)が経営する。代表取締役の川野早苗さんらによると、コロナ禍の影響で今後の事業の在り方を模索する中、知人で、現在料理長を務める水田恵里花さんからパン作りの魅力を聞き、昨年6月ごろから準備を進めてきた。イメージキャラクターには保育園のパンダの子どもとして設定した「むぎくん」を起用した。
ビルの2階にある店舗は内装も手作りで、面積は約8坪。柔らかさとしっかりした食感を楽しめるハードソフト系のパン作りにこだわる。商品は、スコーンに似たミルクパン「PANだぱん」(1個100円)や「クリームぱんだ」(1個200円)、熟成バゲット(大440円、小220円、プチサイズ2個220円)など定番12種類のほか、季節に合わせて入れ替える4、5種類を用意する。
パンの焼き上がりは11時・13時・15時、バゲットのみは17時で、前日までの予約も受け付ける。価格を表示するPOPには「むぎくん」がそれぞれのパンの特徴や食べ方を紹介するなど、幅広い年代に愛される雰囲気を演出する。
川野さんは「むぎくんを中心に地域密着型で愛される店づくりをしていきたい」と話す。
営業時間は11時~18時30分。月曜定休。