ジンギスカン専門店「鉄鍋焼肉ジンギスカン ちとせ」(浜松市中央区千歳町、TEL 053-488-6766)が4月15日、中心市街地のモール街沿いにオープンした。
同店オーナーの中川雅晴さんは、同じテナントの1階にある日本料理店「和創酒楽なかがわ」も運営する。自身がジンギスカン好きなことと併せて、周辺に専門店があまりないと感じた中川さん。和食で培った料理人としての経験を生かして、テナント3階に同店をオープンすることを決めた。
店舗面積は約17坪で、テーブル=12席、個室=3室(2人・6人・8人定員)を用意する。「大人の街の大人の空間」をコンセプトに、店内はブラックを基調にした落ち着いたデザインに仕上げた。
異なる部位のラム肉と地元引佐町産「高麗きじ」を使う。「鮮度の良い状態で仕入れるため臭みがない。ラム肉はミディアムの焼き加減、キジ肉は少しあぶる程度で食べるのがお勧め」と中川さん。ジンギスカン用の鉄鍋を使うため肉の脂が馴染み、うま味が合わさるため野菜もおいしく食べられるという。しょうゆベースの自家製タレに、大根おろしやニンニクなどの薬味を添えて提供する。
セットメニューは、生ラム・豚バラ肉・野菜盛りのセット「ちとせジンギスカンセット」(一人前2,420円)と、牛カルビ・生ラム肩ロース・ラムチョップ・きじ肉などをセットにした「ちとせの玉手箱」(一人前3,960円)の2種類を用意。今後はジンギスカンのみのセットも提供する予定という。「生ラム肩ロース」(1,320円)、骨付きアバラ肉「ラムチョップ」(880円)、刺し身で食べられるほど鮮度が良いという「引佐きじ」(1,980円)などは、単品でも提供する。
中川さんは「ジンギスカンはクセがある印象を持つ方が多いと思うが、全く違うのでまずは一度試してほしい。ラムとキジのおいしさを知ってもらえたら」と話す。
営業時間は、平日=17時30分~23時(金曜は24時まで)、土曜=11時30分~24時、日曜・祝日=11時30分~22時。