アクトシティ浜松(浜松市中区板屋町)の中ホールで4月13日、「フィルハーモニックウインズ浜松 第1回定期演奏会」が開催される。主催は吹奏楽団「フィルハーモニックウインズ浜松」(TEL 070-5646-8623)。
同団体は浜松初のプロの演奏家の集団で、浜松出身の若手音楽家を中心に41人で構成する。コンセプトは「若手音楽家の活躍機会創出と地域貢献」。昨年4月に浜松市文化振興財団「アクトシティ音楽院」が開講した吹奏楽講座でモデルバンドとして結成したことをきっかけに発足した。「その時の演奏が大変好評だったため、プロの吹奏楽団として活動することになった」とマネジャーの天野智江さん。
演奏するのは奏楽曲としては定番の「アルメニアンダンス」「赤とんぼ」「草競馬」など吹奏楽の経験がない人でも親しみやすい曲を取り入れる。演奏会の最後には浜松市の中高生160人と「威風堂々」を演奏する。「吹奏楽が好きな人はもちろん、少しでも興味のある人たちにお越しいただければ」と天野さん。
今後も音楽鑑賞教室を開催するなどで活動の幅を広げていく予定。天野さんは「平均年齢が26~27歳と若手の楽団だからこその勢いがある。いつか、関わった中高生たちがこの楽団に入り活躍してくれたら」と話す。
18時開場、18時30分開演。料金は、一般=2,000円、学生=800円。