浜松・和合に和のカフェと小物店「茶房ルポゼ」(浜松市中区和合、TEL 053-488-9916)がオープンして1カ月がたった。
店主の大場美也子さんと娘の杉本美奈さんが運営する同店。大場さんは16年前にお茶と懐石料理を知人に提供していたが病を機にやめた。「いつか店を出したい」と思い続けている中、杉本さんの協力で自宅の一室を改装して今回の開店にこぎ着けた。
店舗面積は8坪。席数はカウンター4席とテーブル13席の計17席。内装は自宅ならではのアットホームな雰囲気を生かして親しみやすい空間に仕上げた。店内の壁面に設置された棚には16年前に集めた食器が並ぶ。「個人個人の雰囲気を見てその方に合った食器を選び料理を提供している」と大場さん。和小物も販売する。
メニューはメーン料理に肉か魚を選ぶ「和ランチ」(要予約、1,300円)とハンバーグやオムライスなど4種の中から選ぶ週替わりの「洋ランチ」(1,000円)。料理の素材は地元のものにこだわって選ぶ。スイーツは抹茶のティラミスなど全6種を日替わりで提供する。ドリンクは「煎茶」(お菓子付き、500円)やハーブティー「シーナ」(450円)などを用意。ヤマガラコーヒー(天竜区二俣)のコーヒー豆を使った「ルポゼ特製珈琲」(500円)は1杯ずつ豆をひいて提供する。
「普段忙しくしている方も、ここに来たら気張らずにゆっくりしていってもらいたい。一度だけでなく、二度目も来たいと思ってもらえるような店にしていきたい」と大場さんは話す。
営業時間は10時~18時。日曜定休。