浜松・肴町で11月8日~10日、イベント「肴町今昔博覧会(さかなまちこんじゃくはくらんかい)」が開かれる。主催は「浜松まちなかにぎわい協議会」(TEL 053-459-4320)と、「メディアプロジェクト・アンテナ」(TEL 090-5008-1216)。
同イベントは、「今も昔も良いと思える肴町」をテーマに、肴町通りと有楽街を結ぶ2本の細い路地(通称「背割道路」)で行われる。
当日は道路に食卓を並べ老舗料理店「割烹 弁いち」、「枡形」などがイベントのために総菜や定食を各限定30食(200円~)で提供する野外食堂「肴町みんなき亭」を開く。昭和30年~50年代の名作映画や静岡文化芸術大学の学生作品の上映会、昭和の中心市街地の写真展示や竹馬やお手玉を使った路地裏遊びなど、同町の歴史や特徴に合わせたイベントも行う。
主催者は以前から同町の各組織と協力し意見を交換。その中で「昔は肴町の総菜屋をはしごして夕飯を食べた」「以前は映画館が3つもあった」などの意見が上がり、これらをまちづくり事業として生かせないかとの考えから同イベントの開催に至った。
「これからのまちの使い方を皆で考えるきっかけにしたい」と同協議会の吉林和穂さん。「より多くの人に来てもらって、肴町の良さをもっと知ってもらえれば」とも。
各イベントの開催時間や申し込み方法はホームページで確認できる。雨天決行。食堂以外は参加無料。