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浜松で空き店舗短期貸しプロジェクト-有効活用で街中盛り上げ期待

書道展に活用している様子

書道展に活用している様子

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 浜松・田町で浜松中心街の空き店舗を貸し出す期間限定プロジェクト「まちなかガーデンズ01」(浜松市中区田町、TEL 053-459-4320)が始まって1カ月がたった。主催は浜松まちなかにぎわい協議会。

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 笠井屋ビル(中区田町)1階の空き店舗を平日1日3,000円、土曜・日曜・祝日1日5,000円で貸し出すもので、事前予約すれば17坪の空き店舗を1日~1週間利用できる。店はギャラリーやワークショップなどさまざまなイベントなどに利用できる。予約がない時は無料休憩所として開放する。

 街中の空き店舗を有効活用するために企画された同プロジェクト。プロジェクト名には「0から1を作り出す」という意味と、今後も展開し続けられるようにと「01」を加えた。

 3年間空き店舗となった同ビルの家主の協力を得て、9月初めに内装工事を行った。同協議会の伊藤規晃さんは「関係者全員が街中を盛り上げたいと考えていたためスムーズに実行に移すことができた。この店舗にはドアがないので入りやすく、注目されやすいのでぜひ利用してもらいたい」と話す。

 11月は既に7割以上の予約が入り、デザイン専門学校「浜松デザインカレッジ」(中央3)の学生によるファッションショップ、静岡県出身の書道家・横山豊蘭さんを中心としたグループの書道展などが開かれる。伊藤さんは「今回の結果を踏まえて、このプロジェクトが事業として成立するか判断して継続するかを検討する」とし、「休憩所としての機能もあるので、人と人をつなぐきっかけになる場所にもしていきたい」とも。

 プロジェクトは11月30日まで。

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