浜松・新都田の「都田総合公園」(浜松市北区新都田1)で3月3日に行われたイベント「北区 de まつり」で、「鍵盤ハーモニカの同時演奏」がギネス世界記録に認定された。
「きらきら星」を演奏する小学生をチェックするギネスワールドレコーズ社のスタッフ
当日は浜松市北区の小学校13校から生徒が参加し、指揮者に合わせて課題曲「きらきら星」を5分間演奏した。ギネスワールドレコーズ社のスタッフがその間に演奏者の人数をカウント。集計の結果は演奏者が688人で、これまでトルコの小学生たちが保持していた664人の記録を抜いてギネス世界記録を更新した。同社スタッフが記録更新を発表した瞬間、参加した小学生や観衆から大きな歓声が上がった。
鍵盤ハーモニカは「鈴木楽器製作所」(中区領家)が1961(昭和36年)年に開発。現在は幼稚園や小学校の音楽の授業などで使われている。ギネス記録挑戦は、浜松が鍵盤ハーモニカの発祥の地ということと「音楽の街」であることを全国にアピールするために「浜松北地域まちづくり協議会」が企画、実施した。
参加した生徒からは「皆で取ったギネス世界記録なのでほんとうにうれしい」「大勢で演奏できて楽しかった」などと喜びの声が聞かれた。