中区・神立に3月21日、ラーメン店「六三四(むさし)」が(浜松市東区神立、TEL 080-2629-4722)がオープンした。
同店のこだわりは透き通ったスープ。名古屋コーチンの鳥ガラと生の豚骨を弱火でじっくり煮ることでダシをしっかりと取りつつもスープが濁らず、透明度の高い黄金色のスープができる。店主の西田知弘さんは「こってり系が流行(はや)っていることも知っているが、自分が目指しているラーメンは毎日でも食べたくなるラーメン」と話す。
店舗面積は約25坪。昔ながらのラーメン屋といった趣の店内はカウンター席が8席とテーブル席が6席の計14席のほかにラーメン店では珍しい10~20人が入れる宴会部屋を用意する。
ラーメンメニューはチャーシューと有頭エビが載ったストレート細麺の「特製塩ラーメン」、揚げたタマネギとチャーシュー、煮卵に中太縮れ麺を使った「特製醤油ラーメン」(以上650円)、しょうゆと塩を選べる「極つけメン」(800円)など。
西田さんは和食店に18年勤めた経歴を持ち、その経歴を生かしてコース料理の宴会にも対応する。「ラーメンが好きでいつか店を出そうと思っていた。和食の技術を生かしたラーメン作りをしている。予約していただければ、個室の貸し切りも可能。宴会用のコースメニューも用意している」と西田さん。コースメニューは客と相談で決め、料金は1人2,500円~。
西田さんは「地元の人に愛されるお店になってくれれば。和食の技術を使って新しいラーメン作りにも力を入れていく」と話す。
営業時間は11時~14時、19時~22時。