浜松・佐鳴台の家具店「キシル」(浜松市中区佐鳴台、TEL 053-415-8702)が6月25日、ヒノキの正目材(まさめざい)を使った学習机を販売した。
2002年から学習机を中心とした家具の製造・販売を行っている同社は「日本の木を大切にしたい」をコンセプトに国産のムク材を使うことにこだわる。そのほかにワックスを使わずに植物性のオイルを塗布することで木の触り心地が失われないよう工夫する。
これまでヒノキの板目材をメーンに使ってきたが「2014年度 学習机シリーズ」は新たに家具業界では取り扱うことが少なく、希少価値の高いヒノキの正目材を使った机を販売する。正目材は1本の木材から2割程度しか取れず、一般的な木材と比べると節が出ないことや反りやゆがみが少ない、表面に見える年輪がしま模様となり見た目も美しいのが特徴。
社長の渥美慎太郎さんは「通常品と比べとてもきれいな仕上がりとなっているので、見た目にこだわる方に使ってほしい」と話す。
机のサイズは幅100センチ×奥行き60センチ×高さ70~73センチ。限定100台。商品は浜松、長野、東京の直営店舗と7カ所の販売協力店、オンラインショップで販売する。
価格は5万8,000円。