浜松・板屋のカフェ「珈琲香爐(コーヒーこうろ)」(浜松市中区板屋町)で11月27日、「万年筆cafe」が開催される。主催は「手書き文化愛好会」。
同会は9月23日の「万年筆の日」に発足した任意団体。中区佐鳴台の「山口国際ハートクリニック」院長の山口貴司さん、アパレルデザイナー北村智子さん、遠鉄百貨店で万年筆専門店「BUNGBOX(ブングボックス)」の店長を務める山岸薫さんの3人が発起人となり、万年筆をメーンに手書きの文化を世に広めることを目的に立ち上げた。
10月に開いた1回目は募集定員一杯の12人が集まった。当日は万年筆や「書く」ということについて自由な意見交換が行われた。
2回目となる今回は、静岡から万年筆を100本以上所有するコレクター「ZEAK(ジーク)」さんをゲストに迎え、万年筆との付き合い方を語り合う。「前回も好評だった」という、いろいろな万年筆を試し書きする「試筆」の時間も設け、多くの万年筆に触れる機会を設ける。
同会事務局の山岸さんは「ペン先は自分が育てると言われるように、自分に合った万年筆と出会い長く付き合うことは非常に面白い。その第一歩になれば」と話す。「万年筆というと少し敷居が高く感じるが、これから万年筆を持ってみたいと思うような人にも参加してほしい。参加することで、人として『書く事の大切さ』が伝われば」とも。「今後は浜松だけでなく、静岡や静岡県全域、そして日本全国でこうした取り組みが広まれば」。
開催時間は18時30分~21時。参加費は1,000円。今回は定員制限はないが、事前申し込みは必要。