イベント「浜松クラフトビールフェス2024」（TEL 053-459-4320）が9月7～8日、「浜松ギャラリーモールソラモ」（浜松市中区砂山町）で開催される。

　主催は「浜松まちなかにぎわい協議会」、「丸八不動産」（中区田町）、酒類を販売する「間渕商店」（肴町）などで構成する実行委員会。クラフトビールのイベントで街中を盛り上げようと2018（平成30）年に初開催し、ソラモでの開催は5回目となる。昨年はコロナ禍以降では最大となる1万6000人の来場があり、混雑緩和のため今回初めて2日間に渡っての開催を決めた。

　本会場のクラフトブルワリーエリアは、北は宮城県、南は沖縄県まで日本各地のブルワリーが21ブース並ぶ。県内からは地元「オクタゴンブリューイング」や「West Coast Brewing」（静岡市）などが出店。このほか、「World Beer Cup 2024」のフルーツウィートビール部門で金賞を受賞した「横浜ベイブルーイング」、広島県尾道市の「しまなみブルワリー」、ドイツ人ブルワーが醸造するジャーマンスタイルのビールを提供する沖縄県の「ウォルフブロイ」などが並ぶ。

　専用カップ（200円）かオリジナルデザインのタンブラー（2,000円）を事前購入し、好みのビール（1杯600円～）を注文する。「ビールが苦手な方も楽しめるフレーバービールや上級者向けの本格的なビールまで幅広く用意している。1杯の量が多くないので、飲み比べも楽しんでほしい」と実行委員の鈴木悠希さん。

　今回初出店となるアメリカ大使館農産物貿易事務所が主催するエリア「チアーズ USA ガーデン」では、アメリカのクラフトビールとバーベキュー文化を広げようと、アメリカで人気の味を取りそろえるという。

　フードブースは9店。静岡産の手作りチーズ店「ガルシアチーズ」、浜松のジビエ専門店「GIBIED KO-CHAN」、ラーメン店「金次郎」、袋井の自家製ソーセージを使うホットドッグ店「3UP」などが出店する。

　会場では、メインビジュアルをデザインしたコインケース（700円）や出店ブルワリーのロゴをあしらったTシャツ（3500円）などのオリジナルグッズを販売する。9月8日は11時にタレントの久保ひとみさんが登場し、来場者との乾杯を皮切りにスタートする。事前予約制の有料席「人工芝エリア」（1区画4人利用推奨、2時間＝2,000円）も用意する。

　鈴木さんは「ビール好きからビール初心者、家族連れまでどなたでも楽しんでもらえる、雰囲気の良いイベント。気軽に来場してもらえたら」と話す。

　開催時間は、9月7日＝11時～21時、9月8日＝11時～17時。