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浜松・和合町に地産地消の鉄板焼き店 ホテルシェフが経験生かし独立

「気軽に足を運んでほしい」と話す店主の松原さん

「気軽に足を運んでほしい」と話す店主の松原さん

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 鉄板焼料理店「鉄板焼 松」(浜松市中央区和合町、TEL 053-472-5312)がオープンして1カ月がたった。

魚介や肉を目の前で焼き上げてライブ感を演出

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 市内のホテル内にある鉄板焼レストランで約20年間料理人として経験を重ねてきた店主の松原栄治さん。2019年12月に同ホテルを退職し独立に向け準備していたが、コロナ禍の影響で一時断念。静岡市や地元のレストランでの勤務を経て、コロナ禍が落ち着いたタイミングを見計らって7月29日、改めてオープンに踏み切った。

 店舗面積は約15坪。席数は10席。鉄板を囲んだテーブルを2卓並べる。店内はモノトーンをベースにした空間にデザイン。松原さんが目の前で食材を焼き上げてライブ感を演出する。地産地消をコンセプトに地元の旬の食材の魅力を伝える。「長い経験の中で築いた信頼できる地元生産者から仕入れた物を使っている」と松原さん。

 ランチ、ディナー共にコース料理を提供する。ランチは、静岡産を中心とした国産牛ヒレ肉をメインにしたコース(5,600円~)を用意する。オリジナルオードブル「浜松前菜」は、地元・舞阪町の漁師から直接仕入れる浜名湖産アサリや青のり、「いなさ牛乳」(浜名区)を使うカッテージチーズ、地元ブランド牛「峯野牛」のローストビーフなどを盛り付ける。このほか、地元産野菜、ガーリックライス、デザート盛り合わせなどを提供する。メイン料理は、ブランド牛「静岡そだち」などの黒毛和牛ヒレ肉(7,200円)やエゾアワビ(4,800円)も選べるようにした。

 ディナーコース(1万円~)は、メイン食材の量を多くし、ホタテ貝柱などの海鮮を加える。「肉だけでは旬を感じづらいので、魚介・野菜・果物で季節感を演出している」と松原さん。今後はよりリーズナブルなランチメニューも提供するという。

 松原さんは「お客さまのリクエストに応えながら、普段使いから記念日などの特別な日まで楽しめる店にしたい。気軽に足を運んでもらえたら」と話す。

 営業時間は、11時30分~13時30分、17時30分~20時00分。

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