浜松のアクト通りと東ふれあい公園で10月14日・15日、緑化イベント「浜松花と緑の祭 2017」が開催される。
花と緑に触れることで花や緑の大切さを再認識し、緑化や環境に対する意識を高めようとする同イベント。浜松を中心に園芸店や造園業などの団体が集まる。今年で48回目の開催となり、昨年は約3万8000人の来場客があったという。今年はさらに人を呼び込もうと、テーマを「親子」に絞ることで、子どもが楽しめる体験イベントを用意する。
会場は「メインエリア」と花をテーマにした「ふれあいエリア 花」、緑をテーマにした「ふれあいエリア 緑」に分け、全42ブースを並べる。メインエリアではボランティア団体の活動紹介や花の展示、花と緑の相談、フラワーアレンジ教室、寄せ植え体験などができる。「ふれあいエリア 花」では花苗や種子、園芸用品などの販売ブースが並び、「ふれあいエリア 緑」では植木の苗木や培養土などの造園資材、野菜やお茶を販売するブースなどが並ぶ。
ほかにも「ガーデンエリア」には体験講座のブースが並び、毎年違った体験ブースを用意。今年は、枝と布切れ端でつくる簡単なタペストリーづくりや自然素材を使って遊ぶクラフト体験ができたり、リースづくりや剪定(せんてい)枝のお絵かきなどの体験ができたりと、イベントのテーマに沿って、大人だけでなく子どもも楽しめるように簡単なクラフト体験もそろえる。花と緑の立体アート「モザイクカルチャー」を知ってもらうためにモザイクカルチャー植木体験ブースも用意し、展示も行う。
会場にはステージを設置。浜名高等学校や浜松聖星高等学校の華道部による生花パフォーマンスや、親子をテーマにしていることから、広沢小学校金管バンド部の演奏やバトントワリングなども披露し、会場を盛り上げる。
「当日はペーパーフラワーを用意し、来場者に配る予定。身につけて会場を花いっぱいに明るくしたい」と緑政課の渡辺紗妃さん。「最近の母親世代やその子どもたちは花や緑に触れる機会が少ないように思う。スタンプラリーや体験できる企画も多いので親子で楽しんで花と緑に触れるいい機会にしてもらえたら」とも。
開催時間は、14日=10時~16時、15日=9時~16時。