浜松・三島町に10月1日、居酒屋「呑み屋さくら」(浜松市南区三島町、TEL 053-424-6636)がオープンした。
スナックを経営していた親の背中を見て育ったオーナーの三輪さくらさん。自分もいつか店を持ちたいと考えていた。料理をしたいという気持ちから東京の和食や居酒屋などの飲食店で働き、その後地元で接客業の職に就き経験を積んだ。住み慣れた地元で同所を見つけ、店舗を構えてオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約23坪。カウンター10席、テーブル30席の計40席。三輪さんは接客が好きなことからL字の長いカウンターを用意。テーブル席の椅子は肘掛け付きのものやソファを用意し、くつろげる空間に仕上げた。スポーツ観戦や結婚式の二次会用の動画などを流せるよう、店内のどこからでも鑑賞できる位置に110インチの大型のスクリーンを設置している。
メニューは「本日のお刺し身」(430円)や「炙り締めさば」(480円)などの魚料理から「宮崎産A5黒毛和牛ステーキ」(1,800円)や「ホエイ豚黒こしょう焼き」(700円)、「焼きとり」(300円~)などの肉料理まで約70種類を用意。肉には特にこだわり、牛肉は宮﨑県産の霜降り肉、豚肉は北海道産の柔らかい肉質が特徴の「ホエイ豚」、鶏肉には柔らかく味が凝縮されているという北海道産の地鶏「桜姫」を使う。ほかにも、ホエイ豚を使った「串かつ盛り合わせ」(700円)や「えびのマヨネーズあえ」(850円)、「山芋ステーキ」(780円)と、揚げ物や一品料理など幅広いメニューを取りそろえる。
「幅広い年代の人に来てもらえる店づくりをしたい。若い年齢の人にも楽しんでもらえるように、若い女性の意見も取り入れ、ドリンクはノンアルコールも充実させている」と三輪さん。「大型スクリーンを用意しているので、結婚式の二次会利用や東京五輪も近づいて来ているのでスポーツバーとしても力を入れていきたい。南区の周りの飲食店とも協力をしながら地元を盛り上げていけたら」とも。
営業時間は17時~翌2時。