浜松・北島町の12月4日にオープン予定のレストラン「ステーキのあさくま 浜松インター店」(浜松市東区北島町、TEL 053-422-9200)で12月1日、ステーキの早食い競争「ステーキ甲子園」が開催された。
1948年創業の老舗ステーキ店として、赤身と脂身のバランスの良い「サーロインステーキ 120グラム」(2,030円)やステーキのようなハンバーグ「学生ハンバーグ 180グラム」(1,598円)などのボリュームある肉料理を提供する同店。愛知や関東を中心に全国に64店舗を構える。
昨年、群馬県の新店舗オープン時に、地域の人たちに親しみを持ってもらおうと同イベントを行ったところ好評を得た。その後も新店舗オープン時に、地域を盛り上げるための恒例行事として開催。浜松インター店でも地域の人たちに愛される店にしようと開催を決めた。
大会には37チームの応募があり、地元の企業チームやPR文が面白かったチームなど10チームを選抜。ルールは5人1チームで、先鋒2人・次鋒2人・大将1人に分かれ、それぞれがステーキ500グラム、ライス200グラム、フライドポテト200グラム、あさくまコーンスープの4品、計1キログラムを食べるリレー方式。タイムが早いチームが高得点を獲得し、合計得点で優勝チームが決まった。
2回戦終了時点で1位から4位まで1点差という緊迫した戦い。大将の結果次第で大きく順位がかわる白熱した戦いを繰り広げた。最終戦は2回戦までの1位チーム「チーム ハゲデーブズ」と4位チーム「浜松うましかランニングクラブ」がにらみ合いながらの熱いバトルを繰り広げ、7秒差で「浜松うましかランニングクラブ」の大将・川瀬さんが勝利し優勝を決めた。優勝チームには同店30パーセント割引券100枚が贈呈された。
「非常に楽しい大会で盛り上がった。肉とポテトに苦戦したが、肉は本当においしかった」と優勝チーム代表の大場さん。チームメイトで同大会最速タイム「7分22秒」を出しMVPを獲得した川瀬さんは「小学生のころから約40年同店を利用していて、誕生日に撮ったブロマイド写真がいまだに残っている。学生時代にはコーンスープを仕送りで親からもらっていた。このイベントに参加でき、楽しめてよかった。これからも週4で通いたい」と話す。
店長の今井朋広さんは「今までにないほどの盛り上がりで、エキサイティングなイベントになった。客のおなかを満たすことには自信がある。ぜひこれからも利用してもらえるようにスタッフ一同頑張っていく」と意気込む。
営業時間は11時~23時。