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浜松・高丘西の鮮魚店がリニューアル 水色の爽やかな外観に

旬の魚を使った弁当が並ぶ

旬の魚を使った弁当が並ぶ

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 鮮魚・弁当店「UOTETSU(うおてつ)」(浜松市中区高丘西、TEL 053-437-7780)が10月5日、浜松・高丘西にリニューアルオープンした。

白を貴重に明るめの木材で、ナチュラルで優しい雰囲気の店内

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 建築会社「Wish」社長の市川真人さんは、建築業だけではなく買い物代行や不用品処分、草刈り・清掃などの生活応援事業も行ってきた。その中で、年配の人が一人で生活し、食材調達や料理などに困っている状況を数多く見てきた。同所で約20年の歴史がある鮮魚店を買い取り、店舗をリフォーム。生活に困る高齢者の手助けもできるよう、販売だけでなく、鮮魚店かつ配達も行う弁当店としてリニューアルオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約18坪。鮮魚店という昔ながらのイメージを払拭(ふっしょく)し、気軽に立ち寄れる店にしようと、外から店の雰囲気が見えるオープンな店舗設計。内装は白を貴重に明るめの木材で、ナチュラルで優しい雰囲気。外観は水色で爽やかなイメージに仕上げた。

 販売する弁当は旬の魚のフライが入った日替わりの「うおてつ肴弁当」(500円)や、肉も魚も味わえる「魚鉄昼弁当」(500円)、遠州の豚のカツが入った「遠州ポーク弁当」(650円)など約15種類を用意。旬の魚を使った「海鮮丼」や浜名湖ウナギの「うな丼」(以上、1,200円)なども提供。魚はその日に仕入れた魚をさばき、新鮮なものを調理。弁当に使う素材は地産地消にこだわる。年齢や希望によって弁当の内容量と金額を変更することができるほか、団体での注文も受け付け、配達も行う。魚のフライや焼き物、煮物などの総菜は、日替わりで7種類程度を販売。客の要望に応じて手巻きセットやフライの盛り合わせなどにも対応する(以上、税別)。

 「現代の人たちは肉食文化になってしまい、魚文化が廃れている。肉屋はつぶれないが魚屋がつぶれてしまう事例も多い」と市川さん。「近年食にこだわる人が多くなっているように感じる。良いものを手軽に食べてもらいたい。当店で魚の骨を取り除き、調理の面倒くささを無くすことで、日本人の魚文化を取り戻せたら」とも。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。

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