5月1日、元号が「令和」に変わり、浜松でもさまざまな企画が催されている。
天竜浜名湖鉄道では新元号改元記念として「令和元年!・記念列車」を運行。記念ヘッドマークを付けた列車を5月1日~6日限定で運行する。列車のイラストの入った「令和元年記念コースター」(2個セット=1,000円)も500セット限定販売。ほかにも令和の文字と転車台や扇形車庫の写真をデザインした天竜二俣駅の入場券「令和元年記念・天竜二俣駅入場券」(160円)も999個限定で販売する。営業課の岡山良太さんは「ローカル線として大切な文化財を継承しつつ、新しい時代に新しい挑戦もしていきたい。沿線の人たちと協力し、今までとは違った天浜線を見てもらえるよう努力していく」と話す。
ホテルクラウンパレス浜松では、ランチバイキングで新元号お祝いプランとして氏名に「令」「和」の両方、もしくはいずれか1文字が含まれる人が割引になるサービスを実施。寿の文字が入った富士山型の縁起の良いスイーツも用意し、令和を祝う。菓子店「モンターニュ」では4月3日から令和の文字をプリントした「令和マドレーヌ」(150円)と「令和ショコラケーキ」(432円)を販売。「面白いね」と記念に買っていく人や、贈答用として購入する人など、年配から若い人まで幅広い世代の人が購入していくという。
「浜松まつり会館」は新元号が決まった翌日から新旧元号のたこを製作。新元号発表後すぐに製作を始め、約1カ月かけて完成。「令和」は6帖(じょう)で菅官房長官が掲げた書体を写し、「平成」は8帖の大きさで当時の小渕官房長官が掲げた書体を写した。2つのたこは5月3日から始まる浜松まつり期間中、同館横の広場で揚げる。たこの前での記念撮影も予定しているという。「平成は自粛ムードだったが、令和は譲位だったため、少しでも新しい時代を盛り上げたいという思いで製作した」と館長の高橋正詔さん。「令和はいい時代になってほしい。皆さんのさまざまな思いを込めてたこを揚げたい。新旧元号のたこで浜松まつりを少しでも盛り上げられたら」とも。