「浜松科学館みらいーら」(浜松市中区北寺島町、TEL 053‐454‐0178)のプラネタリウムで現在、大型映像「星の旅‐世界編‐ 特別ロングバージョン」を上映している。
同館では、過去に「銀河鉄道の夜」「オーロラの調べ」「アースシンフォニー」といったKAGAYAスタジオの作品を上映。観覧客から多くの支持を得てきたことから「星の旅‐世界編」の上映に踏み切った。特別ロングバージョン上映は、東京以外では同館が初めてという。
KAGAYAスタジオは、映像の美しさに定評のあるプラネタリウム映像クリエイターのKAGAYAさんが在籍。ウユニ塩湖やハワイなど、日本では見ることができない南半球の星空や世界の絶景の映像に音楽やナレーションを加え、ストーリー仕立ての作品に仕上がっている。
ナレーションは、低く落ち着いた声が特徴の声優、安元洋貴さんが担当。映像は、近年主流となりつつある4Kの高画質。さらに、7月のリニューアルで、投影機の中身をLEDに交換し、スクリーンを張り替えたことでより鮮明なプラネタリウムを楽しめるようになった。初日は平日にもかかわらず、40代~60代の女性を中心に多くの客が訪れ「KAGAYAさんのファンなので見に来た」、「世界各地を旅している気分」という声が聞かれた。
10月5日からは、土曜の夜限定で、「大人のプラネタリウム よるぞら」も開催。高校生以上限定のプラネタリウムで、その日の夜に見られる星空の生ライブ解説と、同映像を組み合わせている。
「リニューアルで新しくなったことでより臨場感のある星空を楽しんでいただける」とパブリックリレーションズチーム加藤香名子さん。「ぜひ大人の方にも来てほしい」とも。
上映時間は14時45分~15時35分。観覧料は、大人=1,100円、高校生=550円、中学生以下無料。「大人のプラネタリウム よるぞら」上映時間は18時~18時55分。観覧料は、大人=500円、高校生=250円。月曜休館。