浜松まつり組織委員会は3月23日、5月3日~5日に予定していた「浜松まつり」の中止を決定した。
170以上の町が参加する凧揚げ合戦や80台以上の御殿屋台の引き回しなどが行われる同まつり。昨年は3日間で209万人以上の人出があった。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、浜松市や浜松商工会議所、自治会で構成される同委員会が役員会を行い、参加者の安全確保が難しいことから中止を決定。戦後中止になったのは、東日本大震災が起こった2011(平成23)年に続き2回目。
中止の決定を受け「組織委員長としても、また長い間まつりに携わる者としましても断腸の思いではあるが、何とぞ決定の趣旨をご理解いただけるようお願いしたい」と浜松まつり組織委員会代表委員長の廣野篤夫男さんは話した。