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はままつフラワーパークで「フラワーバレンタイン」 華やかなガーベラ1500本で演出

花の贈り物「プレゼントボックス」

花の贈り物「プレゼントボックス」

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 花のテーマパーク「はままつフワラーパーク」(浜松市西区舘山寺町、TEL053-487-0511)が現在、「フラワーバレンタイン」をテーマにした展示を行っている。

華やかなガーベラのフラワードレス

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 バレンタインが男性から女性へ花を贈るイベントになるようにと、10年程前から取り組んでいる同企画。地元の切り花生産農家で構成され、ガーベラの生産を通じて環境に配慮した農業の促進や、花を使い豊かな心を育む子育て活動などを行う「浜松PCガーベラ」とコラボレーションして開催。今回は1500本の切り花が提供され、展示は同園スタッフと共に取り組んだ。

 展示場所は大温室「クリスタル・パレス」。バレンタインらしく「華やかでラブリーな演出にしている」と総務課の村松祐子さん。800本のガーベラを使った「フワラードレス」は、温室内での展示としては今年が初の試み。花でドレスをかたどってあり、顔を出すとドレスを身にまとったような写真が撮れる。濃淡のピンクのグラデーションが目を引く。ほかにも、2メートルほどのオブジェに、色とりどりの切り花を200本差し込んだ「フラワーブック」や、池に浮かべたハート型のガーベラ、花を贈り物に見立てラッピングした「プレゼントボックス」を展示する。

 新型コロナウイルスの対策として、園内各所に手指用のアルコール消毒を用意。来場者にはマスクの着用をお願いする。園内レストランは、席数を通常の3分の1に制限。園内を走るフラワートレインは、飛沫(ひまつ)防止のため前後の席の間にパーティションを設置する。

 いずれの展示も写真映えするため、一つ一つ撮影しながらまわる方が多いという。来場者からは「工夫された展示でかわいらしい」「大温室の中はあたたかいのでゆっくり過ごせる」との声が聞こえている。コロナ禍の中、例年に比べ来場者数が少ない同園。「広い敷地のため密になりにくく、きちんとした感染対策を施している。外出が制限される中ではあるが、足を運んでもらいたい」と村松さん。「華やかなガーベラの展示を見て、来場者が笑顔になればうれしい」とも。

 営業時間は10時~16時30分。料金は、大人=500円で、園内で利用できる300円分の買い物券付き。中学生以下無料。展示は2月15日まで。

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