オートバイ専門店「トライアンフ浜松」(浜松市南区安松町、TEL 053-424-6711)が7月2日、移転オープンした。
「トライアンフ」はイギリスを拠点とするオートバイメーカーで、1887(明治20)年に創業し、1902(明治35)年よりオートバイ産業に参入。2021年度の生産台数は7万5000台以上で、世界に約700店のディーラーを展開している。
同店は、社長の林忠司さんが1997(平成9)年、スポーツバイク専門店「モトフィールドハヤシ」として掛川市に創業。2006(平成18)年に、顧客の要望に応え浜松市内に正規販売店「トライアンフ浜松」をオープンした。日本国内のディーラーを統括する「トライアンフジャパン」の店舗面積基準に合わせるため、2009(平成21)年に移転。今回は、2度目の移転リニューアルとなる。
店舗面積は約67坪で、2階建てのメイン棟と別棟の2つの建物で構成。「トライアンフ」の設ける規定に準じて、外壁はブラックに統一。店内は、白い壁や木製の床、オートバイなどの写真を飾る。
メイン棟1階は、ショールームスペースとして車両を展示。トライアンフの象徴的なモデル「ボンネビルT120」(166万3,600円~)や市販車最大排気量2457ccを誇る3気筒モデル「ロケット3R」(278万円~)、スポーツ性能を高めた3気筒モデル「スピードトリプル1200RR」(333万円~)など常時約15台を用意する。
2階はラウンジエリアを設け、「ライダースジャケット」(2万2,440円~)や「バイクグローブ」(1万2,100円~)などを販売。別棟には、長距離はもちろんオフロードでも快適に走行できる「タイガー900シリーズ」(162万5,000円~)や「タイガー1200シリーズ」(236万4,000円~)の専用展示スペースを設置。国内ディーラーとしては初となる。
移転オープンから2日間で400人ほどが来店。駐車場には多くのバイクが並び、三重県や岐阜県など県外からの来店客もいたという。「トライアンフバイクの魅力は乗り心地のバランスやハンドリング、安心感」と林さん。「バイクファンはもちろん、多くの人にトライアンフバイクを知ってもらえたら」とも。
営業時間は10時~19時(日曜・祝日=18時まで)。月曜、第1・2火曜定休。