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浜松・都田町に会員制アウトドア施設 プライベート空間で自然体験

「コミュニケーションを取りながらBBQを楽しんでほしい」と話す代表の鳥居さん

「コミュニケーションを取りながらBBQを楽しんでほしい」と話す代表の鳥居さん

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 アウトドア施設「MIYAKODA BBQ FIELD(都田バーベキューフィールド)」(浜松市北区都田町、TEL 053-428-2017)が7月7日、オープンした。

雨天時でも楽しめる全天候型バーベキューエリア

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 管理者の鳥居克啓さんは都田町出身で、「静岡県バーベキュー協会」会長でもある。同所には「和田共和国」というバーベキュー場があり、子どものころからよく利用していたというが、5年ほど前に閉鎖。地主からバーベキュー場をやってみないかと声をかけられた鳥居さん。これまでバーベキューの準備や料理を提供する出張サービスのみを手かけてきたが、拠点となる場所を作ろうと、2月よりオープン準備を始めた。手入れされずに荒れ放題だった場所を仲間と共に少しずつ整備し、オープンにこぎ着けた。

 敷地面積は約300坪。バーベキューとキャンプスペースを設け、管理棟や男女別水洗トイレ、手洗い場を新しく用意。家族や仲間と共有できるプライベート空間にしたいという思いから、会員制を導入。今年5月より募集した50人の先行会員は定員に達したが、オープン後も50人を追加募集している。

 食材や道具の持参が不要な「手ぶら本格BBQプラン」(中学生以上=4,500円、小学生=2,500円、未就学児=1,000円、2歳以下=500円)は、静岡県バーベキュー協会のスタッフ指導の下、バーベキューを楽しめる。着火性や火の持続性が高い「オガ炭」を使うことで、低温でじっくり焼き上げることができるという。プランに含む食材は、肉4種と季節の野菜3種、デザートなどを用意。アンガスビーフを使う「ワンポンドステーキ」は、「明治屋醤油(しょうゆ)」(浜北区)のしょうゆを使ったオリジナルソースで仕上げる。このほか、ごま油やみそを使った自家製タレで焼く「ジンジャーポークステーキ」や、近隣農家より仕入れる野菜などをそろえる。「人と人とをつなげる『コミュニケーションバーベキュー』の場を提供したい」と鳥居さん。スペースのみ貸し出す「場所貸持込BBQプラン」(中学生以上=200円、小学生=100円、未就学児=無料)も用意する。

 場内でキャンプも楽しめる。フィールド内のどこでもオートキャンプができる「宿泊CAMPプラン」(1区画=5,000円)と、指定エリアでのデイキャンプ「日帰りCAMPプラン」(1区画=3,000円)を用意する。

 今後はサウナやキャンプファイヤーなども用意する予定。「利用後に出る灰を近隣農家へ肥料として提供している。その畑で育った野菜を購入して来場客に食べてもらうことで、SDGsへの取り組みも意識している」と鳥居さん。「趣味や野外活動など、自分なりの過ごし方を見つけてもらえたら」とも。

 受付時間は10時~17時。火曜・水曜定休。

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