キッシュ専門店「はじめてのキッシュ」(浜松市中区)が7月14日、新商品「ハレのキッシュ」「鰻(うなぎ)のキッシュ」の販売を始めた。
春野町産キャビアやフォアグラ、松阪牛を使った「ハレのキッシュ」
「はじめてのキッシュ」は、浜松の食材を使い、キッシュを通して地元特産物の魅力を伝えようと今年2月、ホテルチェーン「呉竹壮」(中区)が立ち上げたキッシュ専門ブランド。ホテル「北の庭 THE KURETAKESO(ザクレタケソウ)」(中区)の2階で、直営レストラン「QUICHE de HAMAMATSU(キッシュドハママツ)byはじめてのキッシュ」も運営する。新商品として、地元らしい強いインパクトのある豪華なメニューを考案。浜松産をはじめとする高級食材を使った2種類のキッシュの発売を決めた。
特別感を演出した「ハレのキッシュ」は、サイコロ状にカットしたフランス産のフォアグラをふんだんに使う。松坂牛のランプ肉ローストビーフを隙間なく並べ、黒トリュフのスライスを載せて仕上げる。加えて、天竜区春野町で生産するキャビア「HAL CAVIAR(ハルキャビア)」1瓶を添えて提供する。
浜松市雄踏町で生産する養殖ウナギを使った「鰻のキッシュ」は、フレンチの枠にとらわれない発想で、うな重を思わせる長方形にかたどる。米やゴボウ、しょうゆを使い、香ばしく焼き上げたウナギを一尾載せて仕上げる。
「祝い事のプレゼントや特別な食事会などに使ってもらいたい」とマネジャーの加藤洋さん。「コロナ禍でまだまだ制限がある。豪華なキッシュを食べて笑顔になってもらえたら」とも。
「ハレのキッシュ」は1ホール3万円。サイズは直径約30センチ。「鰻のキッシュ」は1ホール6,000円。サイズは、縦24センチ、横9センチ。予約販売商品。申し込みは、店舗や公式インスタグラム 、ホームページなどで受け付ける。