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浜松の新川モールでサウナイベント 街中で「ととのう」体験

街中で開催するイベント「遠州サウナin新川モール」

街中で開催するイベント「遠州サウナin新川モール」

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 イベント「遠州サウナin新川モール」が7月15日~18日、遠州鉄道高架下の多目的スペース「新川モール」(中区田町)で開催される。

静岡茶を使うロウリュ

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 主催は有志団体「遠州サウナ実行委員会」。企画広報の金原正好さんが、自身が初めてサウナを体験した時の感動を多くの人に知ってもらいたいと企画。浜松市天竜区を拠点として活動するテントサウナコミュニティー「サウナ天竜」の協力の下で初開催する。「サウナエリア」と地元飲食店による「マルシェエリア」を設け、日常では味わえないユニークな体験を提供する。

 「サウナエリア」には6種類のテントサウナを設置。テント内のストーブで熱した石に水をかけ蒸気を発生する「ロウリュ」を行うことで、加湿した心地よい空間で発汗作用を促進するという。通常は水を使うが、静岡茶や紅茶を使うことで香りが広がる「お茶サウナ」を用意。このほか、「女性専用サウナ」や最大15人で利用できる「ビッグサウナ」などが並ぶ。体の火照りを冷ます「水風呂」には、遠州産ミカンを浮かべる。外気浴で休息する「ととのうスペース」には、リクライニングシートを並べ、ライトアップやBGMで空間演出する。「サウナを体験することで副交感神経がゆるみ、リラックスした感覚『ととのう』を楽しめる」と金原さん。参加者には、記念品としてオリジナルタオルとスマホ用防水ケースを進呈する。

 16日~18日は「マルシェエリア」に約10店舗が出店。サウナに合う食事「サウナ飯」を楽しめる。ホルモン専門店「阿多古ホルモン」やスパイスカレーとビニヤニ専門店「ハマキタビリヤニ」、プルコギ丼などを提供する「TAMAガレージ」などが出店する。

 新型コロナウイルス対策として、入場時に手指消毒と検温を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。テント内の換気と水風呂の水の入れ替えを徹底する。

 来場した鈴木脩蔵さん(袋井市)は「街中を利用した空間が新鮮。機会があればまた参加したい」と話した。鈴木諒さん(袋井市)は「元々サウナが好きで参加した。開放感がありいつものサウナより謳歌(おうか)できている」と笑顔を見せる。

 初日含め多くの予約を受けており、集客は順調という。「元々サウナ好きだった人はもちろん、今まで経験したことがない人も気軽に参加してほしい」と金原さん。「今後も遠州エリアを中心に開催し、地域の文化として根付いていけたら」とも。

 開催時間は、15日=17時~21時、16日・17日=9時、13時、16時の3部制、18日=9時、12時の2部制。定員は各回50人。参加費は3,500円。申し込みは、遠州サウナ公式ホームページで受け付ける。

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