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浜松のギョーザ専門店が「勝男武士餃子」販売 かつお節香る和風浜松ギョーザ

「ギョーザをきっかけに、浜松のにぎわいにつなげたい」と話す社長の大塲さん

「ギョーザをきっかけに、浜松のにぎわいにつなげたい」と話す社長の大塲さん

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 ギョーザ専門店「うまいもん空海」(浜松市東区有玉西、TEL 053-525-6969)が9月5日、新商品「勝男武士餃子(かつおぶしぎょうざ)」の販売を始めた。

かつお節香る和風浜松ギョーザ「勝男武士餃子」

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 ギョーザの製造・販売を手がける同店は、2012(平成24)年に創業。焼きギョーザや生ギョーザなどのテイクアウトと通販をメインに、野菜をふんだんに入れたさっぱり味の浜松ギョーザを取り扱う。

 来年放送予定のNHK大河ドラマ「どうする家康」にきっかけに、全国にアピールできるギョーザを作りたいと考え新商品の開発を始めた。歴史について調べる中で、戦国時代にかつお節を「勝男武士」と書き、勝利を祈願した縁起物として親しまれていたと知った社長の大塲友樹さん。ギョーザの餡(あん)にかつお節を合わせ、だしの風味を感じる和風ギョーザを作り上げた。

 静岡市の削り節専門店「西尾商店」から仕入れた、上質なかつお節使う。キャベツを中心にした、ニラやニンニクなどの国産野菜は、シャキシャキとした食感を得られるように手作業で刻む。甘みがあり臭みが少なく、希少品種とされるブランド豚「とこ豚」を使い、あんは手こねで作り上げる。「さっぱりとしたギョーザの中から、かつお節の風味とコクが広がる品に仕上がった」と大塲さん。

 発売後は、全国の百貨店イベントでの評判もよく順調な滑り出しという。「食材から製造に至るまで全てにこだわりを詰め込んで作ったギョーザなので、まずは一度口にしてほしい」と大塲さん。「受験の合格祈願など、縁起物として親しんでもらいたい。ギョーザをきっかけに、少しでも浜松のにぎわいにつなげることができたら」とも。

 価格は15個(300グラム)入り1,540円。

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