カフェ「in blossom(インブロッサム)」(浜松市西区入野町、TEL 053-401-2808)が9月23日、オープンした。
フォトスタジオ「アニバーサリージャパン」(中区佐藤)が運営する同店。コロナ禍で需要が高まりつつあるウェディングフォト事業を拡大するため、ウェディング用の撮影場所にもなるカフェとして同店をオープンした。創作アジア料理を提供するカフェ営業をメインに、店内の中庭はフォトスタジオとして利用する。店舗の一角には、テイクアウト専門のドーナツ店「knock knock knock(ノックノックノック)」を併設する。
2階建ての店舗面積は、中庭を含め約90坪。席数は、テーブル席26席、ソファ席24席、カウンター席10席の計60席。店内は、韓国風カフェをイメージし、白色を基調したシンプルで清潔感のある空間。「写真が取りたくなる店」になるよう、インテリア雑貨や家具にもこだわった。
ランチタイムは、セットメニューを用意する。甘辛のタレを絡めた韓国風チキン「ヤンニョムチキン」(1,500円)は、辛さを抑え辛いものが苦手な人でも楽しめるという。八角の香りを効かせた台湾風「豚角煮」(1,500円)や、濃厚な黒ごまタレを絡めた「黒ごまぎょうざ」(1,350円)なども用意する。いずれも、小鉢二皿とスープ、ライスをセットにする。
ディナータイムは、一品料理を中心に用意。ジャガイモやチーズをトッピングした「チーズチヂミ」(1,200円)は、メープルシロップをかけて仕上げる創作アジア料理。このほか、クリームチーズのコクとチャンジャの辛さの組み合わせを楽しめる韓国風のり巻き「クリームチーズチャンジャキンパ」(800円)や、刻んだパクチーのドレッシングを使う「パクチーとナッツのサラダ」(780円)などをそろえる。
「knock knock knock」では、イタリア発祥の揚げドーナツ「ボンボローニ」を販売する。サクランボをトッピングした「カスタード&ホイップ」(330円)や、ピスタチオクリームの「ピスタチオ」(380円)など6種類を用意。今後メニュー追加も予定している。
オープン後は、SNSの反響で来店客も多く順調な滑り出しという。広報担当者の川合あずみさんは「たくさん写真を撮りたくなるような空間を用意しているので、一度足を運んでもらえたら」と話す。
営業時間は11時~22時。水曜定休。ドーナツ店の営業時間は12時~売り切れ次第。