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ホテルコンコルド浜松の最上階にうなぎ料理専門店 浜松のパノラマ眺望も

総料理長の大野公司さん(左)とマネジャーの杉山喜美子さん

総料理長の大野公司さん(左)とマネジャーの杉山喜美子さん

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 うなぎ料理専門店「元城亭」(浜松市中区元城町、TEL 053-487-0990)が1月20日、オープンした。

浜名湖産ウナギを使った「うな重(並)」

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 遠鉄観光開発(浜松市西区)が運営する「ホテルコンコルド浜松」最上階に位置する同店。NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送が始まったことで、県外からの旅行者需要も見込み出店した。営業推進部の森下誠吾さんは「浜松に訪れた人に特産のウナギをはじめとした地域食材で地元の魅力を発信したい」と意気込む。

 席数は、テーブル席のみ40席。北側の席からは浜松市の街並みを、南側の席からは浜松城や「どうする家康 大河ドラマ館」が望める。店内は、紫色をアクセントに落ち着いた雰囲気のモダンデザインに仕上げた。

 ウナギは、通常よりも大きく肉厚な浜名湖産のみを使う。火加減により脂を閉じ込めフワっとした食感に焼き上げる。たれは、2021年に閉館した「ホテル九重」のレシピを引き継ぎ、白飯と合う甘さとこくが特徴。サンショウは食べる直前に卓上のミルでひき香りを出すことで、ウナギの味を引き立てるという。

 メインメニューの「うな重」は、「並」(4,000円)、「上」(5,940円)、「ミニうな丼」(2,200円)を用意する。浜名湖産ノリを使う「ひつまぶし」(4,620円)は、かつお節と昆布のだしで上品な味に仕上げる。「うなぎ御膳 双身(ふたみ)」(4,000円)は、かば焼きに加え、ウナギ本来の風味を楽しめる白焼きも楽しめる。ドリンクメニューは、酒造会社「花の舞酒造」(浜北区)や「浜松酒造」(中区)の、料理に合うよう選んだ地酒などを用意する。

 森下さんは「食材のこだわりはもちろん、味にも自信がある。ここでしか味わえない眺望とウナギをセットで楽しんでいただき、浜松を感じてほしい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時(土曜・日曜・祝日=11時~15時)、ディナー=17時30分~21時(土曜・日曜・祝日=17時~20時)。

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