しょうがラーメン専門店「麺屋あやめ」(浜松市中区上島、TEL 053-543-6678)が2月12日、オープンした。
もともと東京でラーメン店を経営していた店長の鶴若英幸さん。オーナーの青嶋聡さんが鶴若さんの作るラーメンにほれ込みみ、一緒に店を開こうと声をかけオープンにこぎ着けた。鶴若さんは新潟県長岡市出身。地元長岡のご当地ラーメン「しょうがラーメン」を基にアレンジしたメニューを提供する。
店舗面積は約30坪。席数は、テーブル席6席、座敷席8席、カウンター席17席。店内は、モノトーンをベースにしたデザイン。気軽に入店できるよう明るい雰囲気に仕上げたという。
ショウガ本来の風味を感じられるよう配合したスープに、国産小麦粉を使った特注の中太ストレート麺を合わせる。「ショウガは生薬としても知られる。老若男女問わず喜ばれる、体に良いラーメンを提供したい」と店長の鶴岡さん。
新潟産の生じょうゆ「郷土の実り」と木桶醸造のしょうゆなどを配合した「しょうゆらーめん」(900円)は、同店定番メニュー。7種類の塩を使った「塩らーめん」(900円)は、鶏と豚をベースにした清湯(ちんたん)スープ、和ダシ、鶏スープの3種類をブレンドする。こってりとした味わいのスープに、とろっとした脂の食感を楽しめるチャーシューをのせた「背脂しょうゆチャーシュー麺」(1,150円)などを用意する。
サイドメニューの「貝柱とショウガの炊き込みご飯」(650円)は、つやとうま味が特徴という新潟県長岡産のコシヒカリを使い、ショウガの辛みとホタテの甘みの組み合わせを楽しめる。このほか、ショウガのシャキシャキとした食感とジューシーな肉汁を味わえる「ショウガギョーザ」(6個=350円)などをそろえる。
「ショウガにこだわったラーメンを一度試してほしい」と青嶋さん。「地域密着型のラーメン店として、子どもから年配者まで来店しやすい雰囲気で迎えるので、気軽に足を運んでもらえたら」とも。
営業時間は、11時~14時30分、17時~22時。月曜定休。