新アトラクション「ポップコーンパニック」が7月15日、浜松・舘山寺町のリゾート型遊園地「浜名湖 パルパル」(浜松市西区舘山寺町、TEL 053-487-2121)に登場した。
3歳から小学生の子ども連れの家族をターゲットにしている同園。2019年までは毎年、新アトラクションの導入があったが、コロナ禍で導入を取りやめていた。今年は、4年ぶりに導入した。
ベルギー製のコンテンツを日本向けに改良した同アトラクション。同園が日本初導入となる。「レイクサイドゾーン」の「パイレーツ・アドベンチャー」の跡地に設置。定員は33人。いつも映画鑑賞中に食べられてしまう「ポップコーン」が映画の世界を乗っ取り大暴れするというストーリーを「海賊船」「外国の路地」「宇宙」などのシーンと共に縦3メートル、横6メートルのスクリーンに映写する。エアーや振動などの特殊効果が体験できるシートに座ったプレーヤーには、スクリーンに現れるターゲットのポップコーンを座席横に設置された銃で狙い撃ってもらう。映画のキャラクターのようなデザインのポップコーンを撃つと「ボーナスポイント」が得られる。ゲーム終了後にはプレーヤーの得点と顔写真をスクリーンに表示。高得点プレーヤーを画面上で表彰する。
アトラクションの企画・提案を行う「渡邊油化」のクリエーティブディレクターの小田島聡さんは「前作の海賊を倒すゲームよりももっとファミリー層が楽しめるコンテンツを提案した。コミカルなストーリーとさまざまな仕掛けを楽しんでもらいたい」と話す。
「自分もスタッフも導入を楽しみにしていた。多くの人にワクワクしてもらいたい」と支配人の日置茂雄さん。「屋内型アトラクションのため、夏の暑さや雨天に関係なく遊べる。子どもから大人まで楽しんでもらえたら」と話す。「プールのオープンや園内イベントなど夏休み期間に楽しめるコンテンツを用意している」とも。
料金は1回600円(別途入園料が必要)。対象年齢は3歳以上。