イベント「アニマルピックフェスタ in 浜名湖 2023」が9月30日・10月1日、「浜名湖ガーデンパーク」(浜松市西区村櫛)で開催される。
主催は、動物介在の価値を広げるために活動する団体「一般社団法人日本アニマルピック委員会」とアウトドアイベント関係者や地元市民などで構成する実行委員会。「ペットと人が共生することで生まれる効果」を広く伝えたいと、全国でアニマルイベントを開いているという。
実行委員長の小林正希さんは「浜松市は政令指定都市の中で犬の飼育率が一番高く、厚生労働省が調査する健康寿命については3度も全国1位になった。動物との生活が健康に効果的なことを実証しているこの場所で開催することに意義がある」と話す。「気楽に参加できるイベントとして、動物介在の価値を浜松から全国に発信していきたい」とも。
会場では、「ペットとの暮らし」のほか「アウトドア」「防災」に関係したコンテンツを用意し、参加型のブースは約50カ所並ぶ。障害物競走やディスクドッグなどの競技をする「ドッグスポーツエリア」では、世界大会出場者の実演や自分のペットと一緒にテクニックを教わる教室を行う。警備犬や救助犬などに注目した「働く犬エリア」では、自衛隊などによる実演や来場者が犬のトレーニングに参加できる体験会も行う。「ペットの整体」「撮影会」「ポニーふれあいコーナー」のほか、テントサイト展示やアウトドアギア販売、「ドッグSUP(サップ)体験」などの「アウトドアエリア」、電気自動車の展示や試乗ができる「防災エリア」などを用意する。
フードブースには、地元のキッチンカーを中心に約50店が出店。ショップブースでは、ハンドメード作家によるペット用品や食品など約100店が並ぶほか、地元の専門学校「ルネサンス デザイン・美容専門学校」によるボディーペイントやペットとの写真で作る缶バッジ販売などを行う。
小林さんは「恒例イベントにしていきたい。ペット連れの人はもちろん、ペットがいない人にも気軽に参加してもらえたら」と意気込む。
開催時間は10時~16時。入場無料(一部の参加ブースは有料)。