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浜松・佐鳴台に洋食店 地元ブランド肉をドライフラワー飾るくつろぎ空間で

「くつろいでもらいたい」と話す店主の高橋宏昌さんと仁美さんの夫妻

「くつろいでもらいたい」と話す店主の高橋宏昌さんと仁美さんの夫妻

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 洋食店「Kitchen Ritta(キッチン リタ)」(浜松市中区佐鳴台、TEL 053-489-8820)が8月18日、オープンした。

ワンプレートランチ「富嶽白鶏の甘辛タルタル」

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 店主でシェフの高橋宏昌さんと仁美さんの夫妻が運営する同店。高橋さんは、イタリアンチェーン「キャナリィロウ」や地ビールレストラン「マインシュロス」(浜松市)などで料理人として約20年経験を重ねた。いつかは自身の経験を生かし独立したいと考えていた中、コロナ禍が落ち着いたタイミングでオープンを決めた。

 店舗面積は約20坪。席数は、テーブル=16席、カウンター=4席、ソファ=6席。店内は、ブルーやグリーンを基調にタイルやレンガ調の壁をアクセントに使った海外風のデザインにした。「せわしない日常を忘れて、くつろいでもらいたい」とドライフラワーを天井や壁に飾り、くすんだ色味で落ち着いた雰囲気に仕上げた。

 店名の「Ritta」は「利他」が由来で「人の幸せのために尽くしたい」という思いから名付けたという。なるべく国産の食材を使い、地元の食材をメインに使ったメニューを用意する。ランチメニューは、十五穀米を盛った「ワンプレート」(1,650円)と「パスタ」(1,480円)を用意し、サラダと日替わりスープをセットする。静岡県産ブランド鶏を焼き上げた「富嶽白鶏(ふがくはっけい)の甘辛タルタル」には甘酢あんと自家製タルタルソースをかける。湖西市新居町産ブランド豚を使った「はまな三丁目のトンテキ」、みじん切りにしたタマネギとしょうゆベースのソースを使った「牛肉100%のやわらかハンバーグ」もそろえる。パスタは、トマトソースと牛ひき肉を合わせた「ボロネーゼ」などを用意する。

 ディナーメニューは、10時間低温調理をしてホロホロの食感に仕上げた「富嶽白鶏 骨付きもも肉」、奥浜名湖産のブランド豚を使った「竜神豚(りゅうじんとん)トンテキ」(以上1,380円)などのメイン料理、前菜、パスタなどを用意する。デザートは「プリン」(380円)、「ベイクドチーズケーキ」(480円)などをそろえ、今後メニューを増やす予定という。アルコールメニューは、「マインシュロス」から仕入れるクラフトビール、スパークリングワイン「フリザン・ビアンコ」、日本産白ワイン「デラ・ライト」など国内外から集めた酒のほか、ノンアルコールカクテルを用意する。

 オープン後、ランチは満席の日もあり老若男女問わず来店があるという。高橋さんは「料理も接客も丁寧さを心がけている。カウンターもあるので1人でも気軽に来店してもらえたら」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~21時。木曜定休。

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