オークラアクトシティホテル浜松(浜松市中央区板屋町、TEL 053-459-0111)が現在、館内の「ザ・シーズンカフェ」でラッパをモチーフにしたメニュー「響き渡るラッパのパフェ」を販売している。
オークラ浜松と浜松市楽器博物館のコラボメニュー「響き渡るラッパのパフェ」
ホテルに隣接する浜松市楽器博物館(中央区中央)では現在、企画展「響き渡る日本にやってきたラッパ」を開催。吹奏楽団などの演奏だけでなく祭りやイベントでも活躍する日本におけるラッパを、歴史話と共に紹介・展示している。音楽の街としてブランディングを推進する浜松市を盛り上げようと、同館とコラボしてラッパをモチーフにしたパフェの販売を決めた。
同展でラッパは、幕末期の黒船来航と軍楽隊と共に日本に上陸したと紹介されており、これをヒントにシェフパティシエの粟納浩行さんが試作を重ねオリジナルパフェを作り上げた。見た目も楽しんでもらいたいと、ラッパをかたどったグラスを使う。同時期にオランダから長崎に伝来したとされるカステラを入れ、音符のようにデザインした抹茶とラズベリーのマカロンをトッピングして仕上げる。価格は1,200円。
楽器博物館を観覧した後に来店する人も多く、見た目のかわいらしさが好評という。同ホテル浜松販売促進部の寺本尚史さんは「同じアクトシティ内にある博物館と一緒にトータルで楽しんでもらいたい。音楽の街浜松にあるホテルとして、地域を盛り上げる一助になれたら」と話す。
5月7日まで。