浜松・高丘東に4月21日、和食レストラン「美癒旬菜 歩歩(びゆしゅんさい ほほ)」(浜松市中区高丘東、TEL 053-488-4406)が移転オープンした。
店舗面積は40坪。席数は51席。佐鳴台で約3年間営業していたが、「利用客の増加や経営している野菜卸業の作業場が必要ということもあり、以前よりも広い店舗に移転を決めた」と取締役の片山南平さん。内装は以前の落ち着いた雰囲気から「より気軽に来店してもらえるようなラフな雰囲気に仕上げた」と話す。
メーン料理は丼物(500円)。以前はカウンター席だけで丼物を提供していたが移転を機に全席で提供することにした。客の要望に応えて「日替わり定食」(680円~)、「仕出し弁当」(500円~)の提供も始めた。同店では県の支援を受け、規格外の地場産品「トマトベリー」を使った「トマト大福」(100円)やトマトジュースなどの商品開発も行っている。
メニューは全て有名ホテルで料理長を務めた経験を持つ片山さんの祖父、御室正明さんが考案する。食材は地域の農家から直接仕入れたもの。「厳選した素材を使い手間をかけているため、ほかにはない味を実現している」と片山さん。
片山さんは「良いものを安く提供しながら、環境や地域にも配慮していければ。今後も利用客の声を取り入れ、『また来たい』と思ってもらえるような店づくりをしていく」と話す。
営業時間は、11時30分~14時、18時~22時。仕出し弁当、懐石料理は要予約。