浜松・引佐で3月17日に「井の国ガイドウォーク」が開かれる。
徳川家康の家臣で彦根城主となった井伊直正の生誕の地である引佐町井伊谷を歩き、直正に縁のある場所を散策するイベント。昨年3月に続き2回目。
主催の「浜松歴女探検隊」(TEL 080-1563-3434)は2010年に行われた「井の国」千年祭を機に歴史好きな女性が集まり、2011年の浜松市制100周年を記念して行われた100夢プロジェクトに採択されたことで正式に組織化した。
当日は井伊家の菩提(ぼだい)寺である龍潭(りょうたん)寺を出発し、井伊家発祥の井戸や古墳時代の祭祀(さいし)場跡である天白磐座(いわくら)遺跡などを約2時間半かけて散策する。散策には浜松歴女探検隊の代表である林浩世(ひろよ)さんと武藤美智江さんがガイド役として同行する。
「井伊谷周辺には歴史的価値の高い場所が多く存在する。井伊と言うと直弼をイメージしがちだが、直政のことを知れば知るほど興味深くなると思う」と林さん。「歴史の楽しみ方はいろいろなので一緒に歩きながらいろいろ知ってもらい楽しんでもらえれば」とも。
定員30人。参加希望者は10時までに龍潭寺駐車場へ集まる。少雨決行。