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浜松・三ヶ日の老舗和菓子店に元プロ野球選手の作った「紅ほっぺ」使ったいちご大福

地元の元プロ野球選手が作った紅ほっぺを使った「特大苺大福」

地元の元プロ野球選手が作った紅ほっぺを使った「特大苺大福」

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 老舗和菓子店「入河屋」(浜松市北区三ケ日町、TEL 053-525-0902)が1月2日、「おっきな紅ほっぺの苺(いちご)大福」の販売を始めた。

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 以前は大福の餅の中に小さめのイチゴを包み込んだイチゴ大福を製造していた同店。約3年前、地元でイチゴを栽培する元プロ野球選手の夏目隆司さんを紹介してもらい、夏目さんの作る特大イチゴの味や見た目の美しさに感動。夏目さんのイチゴを生かしたイチゴ大福を作ろうと、餅やあんこにもこだわり、特大イチゴのイチゴ大福を開発した。

 23~26グラムある4Lサイズの紅ほっぺを使った同商品。通常のケーキなどに使うイチゴは15グラムほどのサイズのため、約2.5倍の大きさ。年や時期によっては27~33グラムの5Lサイズや、34~38グラムの特大サイズ、40グラム超えの超特大サイズを使うこともある。夏目さんのイチゴはみずみずしく味が濃いことが特徴で、イチゴにつやがあり形も美しいという。さっぱりと食べてもらうため、大福部分は大きくせず、切り口を入れてイチゴが飛び出す形に仕上げる。あんこは北海道帯広の味と香りがしっかりとした小豆で、餅は羽二重餅米を使い柔らかくふんわりとした優しい食感に仕上げる。今年から食の安全をさらに考え、磐田産の減農薬栽培の羽二重餅米に切り替えた。3つのこだわった素材を組み合わせることで、イチゴのみずみずしさとさっぱりとした味わいで、ボリュームがあり満足感のあるいちご大福に仕上がったという。

 「『おいしかった』『人に上げたら大変喜んでもらえた』とリピートしてくれる人が多い」と店主の松嵜善治郎さん。「安心できる素材で、食べた人が喜んでもらえるいちご大福。これからも健康に気をかけ、食べた人たちが元気になるような菓子作りをしていきたい」とも。

 価格は4Lサイズ=270円(税別)。4月末までの販売を予定。

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