浜松・鴨江のカフェ「ビスケットタイム」(浜松市中区鴨江、TEL 053-522-9182)で7月15日、映画「青い青い空」の上映会と、メガホンを取った太田隆文監督のトークイベントが開催される。
みさと(草刈麻有さん)が書道大会で1500人を前で大字(だいじ)を書く1シーン
同作品は2010年10月に公開した、浜松を舞台にした映画。翌年3月には東京でも公開した。「大きな画面でじっくりみてほしい」という太田監督の意向からDVD化はされていないが、「もう一度見たい」「作品を知らない人にも見てもらいたい」などのファンの声もあり、希望する団体にフィルムを貸し出すかたちでのイベント上映開催が決定した。「2010年の地元公開時には約3カ月の上映期間で2万人を動員。浜松市の人口は約80万人いるのでもっと多くの人に見てもらうことで浜松の良さを再確認してもらいたい」と太田監督。
これまでに同市の小中学校や岩手県で上映され、9月には静岡市での上映も決まっている。上映後のトークイベントでは太田監督が2年間かけて観光ブックにはない浜松の名所を探したことなどの製作秘話を1時間ほど予定する。太田監督は「地元の人に協力してもらってできた作品なので、感謝の気持ちを伝えたい」と話す。
現在は全国で上映会場を募集している。太田監督は「声が掛かれば日本中どこにでも行く。もっと多くの人に見ていただきたいので今後も活動を続けていく」と意欲を見せる。
開場は14時、開演は15時。料金は1ドリンク付きで1,000円。30人までの完全予約制。上映会場についての問い合わせ先は、担当・新野さん(TEL 090-3832-0252)まで。