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浜松でブランド肉「浜名湖そだち」使ったこだわりギョーザ 海外進出も視野に

こだわりの素材で作った冷凍ギョーザ

こだわりの素材で作った冷凍ギョーザ

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 浜松・有玉南の定食店「むつみ屋」(浜松市東区有玉南町、TEL 053-435‐7623)が4月4日、素材にこだわったギョーザの販売を開始した。

できたてが味わえるギョーザ定食

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 和風の定食をメーンに提供する同店。店長の鈴木立基(りつき)さんは浜松で親しまれているギョーザを世界に広めたいと考え、製造、販売することを決意。販売するにあたり自身の会社「餃子の浜松」(東区有玉南、TEL 053-589-5156)を設立。本格的に販売に乗り出した。

 同定食店に隣接する全国の特産品を集めたショップ「お買物処 むつみ屋」の店内奥にギョーザを作るスペースを設置。機材もそろえ鈴木さん含めたスタッフが手分けして作業し自社製造する。

 商品は持ち帰り用の冷凍ギョーザと店で食べる定食を用意。冷凍ギョーザは同ショップ内で販売。20個入り1,000円で、具材は国内産。餡(あん)はスタッフによる手作りで、肉は地元産にこだわり、豚肉の生産・販売を行う「とんきい」(北区細江)の静岡型銘柄豚「浜名湖そだち」を使用。ニンニク、タマネギ、ニラなどの具材は時期によって仕入れ先を変え、よりおいしい素材をそろえる。皮は特注で、焼くと表面はパリパリでもちもちの食感も味わえるという。現在は同所での販売のみだがネット販売も計画中。

 店内では、出来たてのギョーザ定食(小=650円)を提供。販売開始から2週間以上たち少しずつ定食を注文する客も増えてきたと言う。「熱々のギョーザもその場で味わっていただきたい」と鈴木さん。ほかの定食と一緒にギョーザを食べたい人のために単品(12個入り=同900円、以上税別)も用意。

 海外での販売店設立を目指す同社。「日本の誇る『ギョーザ』のおいしさを海外に発信したい」と鈴木さん。「安心安全にこだわったのでぜひ味わっていただきたい」とも。

 営業時間は10時~19時。火曜定休。

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