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浜松のアマチュア写真家が個展-「旅」テーマにインドの写真130点展示

作品を前にするアマチュア写真家の大塚さん

作品を前にするアマチュア写真家の大塚さん

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 浜松・上西のカフェギャラリー「Photo Cafe and Gallery Barrage」(浜松市東区上西、TEL 053-443-8283)で現在、アマチュア写真家・大塚俊樹さんの写真展「つかろん*おへんろん 印度編」が開催されている。

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 大塚さんは住宅設備メーカーの総合企画に携わる会社員で、写真は趣味。今回の個展は大塚さんにとって初の個展で、以前から親交があった同店館主の鈴木一由さんから「見た人が旅に行きたくなるような『旅』をテーマにした作品を展示したい」という依頼を受け実現した。

 展示作品は写真パネルが14点とデジタルフォトフレームに収められた120点。大塚さんは2005年に東京で務めていた前職を退職。その後、半年間で四国のお遍路からスタートしてメキシコ、キューバ、インドを旅した。その中でも最も印象的だったインドで撮影した写真を展示する。14枚の写真パネルはデリーからムンバイまで旅した1カ月の中で、特にインドの光と空気を感じることができるものを選んだという。

 大塚さんが最も気に入っている作品は「たそがれ」。「旅の終わりにムンバイで撮った写真で、夕方の海の防波堤に集まるインド人の姿の心地よさが、インドのゆっくりとした時間の流れを一番感じることができる作品」と話す。

 「本当はインドに着いて3日で帰りたくなった。自分にとって非日常的なことが多かったが、そのどれもが現地では日常。それを感じることで自分の日常がどれだけありがたいものかを感謝でき、旅を続けることができた。旅はとても良いもので、カメラを持っていくことで記録だけでなく記憶としてシーンを切り取ることができるのが素晴らしい」と大塚さん。「最近はアジアがとても面白いと感じている。時間を見つけてアジアを旅し、いろいろな写真を撮りためたい」と、今後に向け意欲を見せる。

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