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浜松で「遠州綿紬」展示即売会-生産者など16団体が出展

多くの客が参加するのを期待する大高さん

多くの客が参加するのを期待する大高さん

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 浜松・半田山の「浜松テクノポリス推進機構」(浜松市東区半田山)事務所で6月2日、遠州綿紬(めんつむぎ)の展示即売会「第8回ぬくもり市」が開催される。

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 遠州綿紬は柔らかい質感としま模様が特徴で、江戸時代から始まった浜松市の伝統織物。同イベントは遠州綿紬の生産者、専門家、消費者で結成された「遠州縞プロジェクト」(TEL 053-489-4761)が主催する。「遠州綿紬に直接触れて、その良さを実感してもらうため始めた」と同メンバーで製造・販売を手掛ける大高旭さん。

 同イベントは2010年3月から年3回開いてきた。初回は3団体の出展だったが、今回は16団体に拡大し、地元野菜の販売や茶の試飲サービスも加わった。「一度に100点以上の『遠州綿紬』を手にとることができるのは、ほかでは見られない。毎回好評で年々規模が大きくなっている」と大高さん。

 当日は、300円から2万円までの商品を幅広く取りそろえる。特別企画として「遠州綿紬」のシャツ(1万円~1万5,000円)や「浜松注染」の浴衣など夏を涼しく・快適に過ごすための商品を販売する。「同じ遠州綿紬でも作り手によって全く違う商品が生まれる。バリエーションが豊かなのでゆっくり楽しめる。今後はさらに幅広い世代に浸透させていきたい」とも。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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