浜松で「おひなさま」手芸展-フィギュアスケートをイメージしたひな人形も

昨年の井伊谷宮会場展示風景

昨年の井伊谷宮会場展示風景

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 浜松・引佐、細江で現在、ひな人形をモチーフとした作品を展示する「第4回井の国おひなさま展」が開催されている。主催はNPO法人コミュニケーション・スペース。

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 手芸が好きな人が集まり、技術を生かした活躍の場所をつくるために活動している同団体。最近では手芸に興味を持つ若者などが減ってきているため、もっと幅広い世代の人々に楽しさを伝えようと「おひなさま」という華やかで親しみのあるテーマで展示会を開いた。

 会場は「井伊谷宮(いいのやぐう)」「龍潭寺(りょうたんじ)」「てんてんゴーしぶ川」、老人ホーム「ライフケア金指」(以上、北区引佐町)、「初山宝林寺」(北区細江町)の5カ所。会員や公募で集まった70人が、布を縫い合わせて作るちりめん細工のひな人形や、壁掛けで半立体の押絵びななどの作品を1人1点持ち寄り展示している。遠州藍染めの生地を使用するなど、浜松の伝統技術を取り入れた作品などもそろえる。

 そのほか、てんてんゴーしぶ川会場では約2000体のひな人形を展示。オリンピックイヤーにちなんで模型のジャンプ台をスキー板で滑るひな人形や、フィギュアスケートをイメージしたひな人形なども用意する。

 「国の指定重要文化財の初山宝林寺なども会場に入っているので、雰囲気を楽しみながら作品を鑑賞していただきたい」と同団体代表の高羽百代さん。「今時の話題なども取り入れているので、若者にも興味を持ってもらえたら」とも。

 開催時間は井伊谷宮=9時~16時、龍潭寺=9時30分~16時30分、てんてんゴーしぶ川=10時~16時、初山宝林寺=10時~16時。3月3日まで。

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