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浜松・染地台「ニコエ」でかき氷甲子園 SNS映えする盛り付けで47都道府県49種の味

静岡のクランメロンを使った「クラウンメロン-バニラアイス添え」

静岡のクランメロンを使った「クラウンメロン-バニラアイス添え」

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 浜松・染地台のスイーツ店「nicoe(ニコエ)」(浜松市浜北区染地台、TEL 053-586-4567)で7月26日から、イベント「ニコエ かき氷甲子園 47都道府県 ~キラッと光る食材を探せ!~」を開催している。

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 うなぎパイをはじめさまざまな菓子の製造・販売を行う春華堂が運営する同店。菓子作りには良い素材が欠かせないことから、同社は全国各地の生産者のもとへ足を運びながら商品の開発や製造をしてきた。原材料の生産から菓子の製造販売まで一貫して行う「6次産業」に取り組もうと考えていることから、全国各地のおいしい素材を知ってもらおうと、各県の代表的な食材を使った創作かき氷のイベントを企画。全国47都道府県、49種類の味を楽しめるかき氷のイベントとして開催にこぎつけた。

 ガーデンに特設会場を設け開催する同企画。期間中毎週約10種類ずつのかき氷を販売し、その週にしか食べられない限定のかき氷が大半を占める。かき氷に使う素材は「この県といえばこの食材だろう」と誰もが思い浮かべられるような代表的な食材を選定。静岡の「クラウンメロン バニラアイス添え」や「山形さくらんぼ 紅さやかとピンクのシロップ」、「沖縄パイン ココナツクリームかけ」などのフルーツだけでなく、高知の「極甘トマト狼桃 バジルアイス添え」や青森県の「一球入魂かぼちゃ バニラアイスのコラボ」などの野菜を使ったかき氷も用意する。どのかき氷も果肉が豪快に盛られ、SNS映えするような美しい見た目に仕上げたという。中には秋田県の「いぶりがっこ」を使ったかき氷や、島根県の「しじみ」を使ったものなど、変わり種も提供する。

 お盆期間中は各週の人気が高そうなメニューを同店がピックアップし、9種類を用意。1週目に人気があった「クランメロン バニラアイス添え」や、京都の「宇治濃厚抹茶 つぶあんのせ」、栃木の「夏イチゴ コンフィチュールかけ」、「黄金梅 福井県産完熟梅」などを販売予定。

 店内に設置したパンフレットにはそれぞれの味の詳しい説明を掲載するほあk、甘みや酸味、SNS映え度を数値化し、ほかのかき氷と比べられるようにしている。

 一週目の日曜日となった29日は、台風の悪天候にもかかわらず、約4000人の来場者数があり、完売してしまう商品もあったという。ファミリー客や女性客が多く、金曜から日曜にかけ9300人の来場者を数えた。

 「予想以上の来場者数があり、大変好評」と広報の手嶋千恵さん。「SNS映えするものばかりで、ボリュームも多いので、友人や家族などとシェして食べることでいろいろな味が食べられる。各週違った味を提供しているので、ぜひ毎週食べに来てもらえたら」とも。

 開催期間は8月26日までの金曜・土曜・日曜。お盆期間(13~16日は毎日開催)。開催時間は11時~21時。販売方法はチケット制、チップ6枚で1,800円。かき氷によって必要なチップの枚数は異なる。

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